DIARY>2005年11月

>11/16(水)

 友人と二人で教室に入る。中は誰もいない。黒板は落書だらけだが、もう少ししたら先生が来ることを思い出し、慌てて消そうとする。でも友人が「この方がいいじゃん」と言って色々書き足していく。私はあせって消すが間に合わず、先生が来てしまう。黒板には卑猥な書き込みがあり、それを消しながら先生はこういうことで人格が分かっちゃうからね気をつけなよとしみじみ私に言う。違うんだよ私じゃないんだようと思いながら、私は黒板を消している。


>11/23(水)

 詩が浮かぶ。「眠りについた顔は/梨に似ている//止しなさいよという庭に/飛ぶ蝶は/一時笑うように舞ったが/すぐ空気に溶ける」。謎解きすれば、「梨」=「無し」なので、活動がない「眠り」=「梨」。「止す」=「活動がない」ので、それを無視した(=「活動のある」)蝶は、消滅を免れない。


DIARY>2005年11月