DIARY>2007年3月

>3/29(木)

 二月ほど前に死んだ飼い犬とよく似た模様の犬をついつい拾ってくる。でも臆病な犬で、家に入れてもこちらを見上げるばかりで寄ってこない。何かの拍子にその犬が家を出てしまったので追いかけると、角のところでよその飼い犬に右の後足を噛まれている。泣きながらその飼い犬を追っ払って、怪我をした犬を大型の封筒に入れて連れて帰る。家に戻ってその犬の模様を見るとやっぱり昔飼っていた犬と違っていて、あの犬は死んだんだなあと認識せざるを得ないが、それでもその犬はその犬として飼うつもりである。


DIARY>2007年3月